Joh's Picture Book Project

はるがくる

直木賞作家・佐々木譲が中心となり、出身地である北海道の有志と共に電子書籍の絵本を発行する「Joh's Picture Book Project」。

前作『サーカスが燃えた』はiTunes StoreのiPadアプリランキングで総合一位(2010年12月)を獲得し、新聞や雑誌、twitterなどさまざまなメディアで取り上げられ、大きな注目を集めました。

それに続く、第二弾作品としてリリースするのが『はるがくる』です。

この作品は佐々木譲監修のもと、絵本の原作となるシナリオを北海道内で一般公募。
寄せられた132作品の中から厳正な審査の上採用された寺崎好美さん(札幌市在住)のシナリオに、北海道内で活躍するイラストレータ、ミュージシャンが絵と楽曲を添えて完成させたものです。

北の文化を全国へ。
メイドイン北海道のオリジナル電子絵本をぜひお楽しみください。

なお、この作品の収益の一部は東日本大震災で被災された方々への義援金として寄付いたします。

活動報告

2013年1月30日、「学校図書げんきプロジェクト募金」として44,173円を寄付しました。[こちら

今後につきましては寄付という支援にこだわらず、被災地の復興支援活動に収益の一部を使っていこうと考えております。その活動内容につきましてはこちらのページもしくはFacebookページでご報告させていただきます。

プロジェクト監修 佐々木譲より

公募していた電子絵本のシナリオが132篇も集まりました。すべてに目を通し、選考会で熱い議論を経て決定した採用作は、寺崎好美さんの 『はるがくる』。家族が増えることの幸福と喜びを小さな男の子の視線で表現した作品です。言葉遊びの要素もあり、全体のリズミカルな日本語が魅力的。子供も大人も楽しめる作品となっています。

For iPad & iPhone Download on the AppStore App Storeにて販売中!日本語版・英語版

[著者紹介]

原作:寺崎好美

北海道網走郡美幌町生まれ。専門学校でWeb関連の講師を務める一方で、コピーやデザインの仕事も手掛けるなど、マルチな才能を持つ。本アプリの原作シナリオ「はるがくる」は自身が初めて手掛けた短編作品。 (寺崎さんからの受賞の言葉、選考会のご報告と総評を「えほんのシナリオ」に掲載しています。)

イラスト:佐々木美保

北海道北見市生まれ。札幌市在住。デザイン会社を経て、97年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。北海道内の広告を中心に、新聞・雑誌・ポスター・パンフレット・TVCMなど、さまざまな媒体で作品を発表している。

音楽:山木将平

北海道札幌市生まれ。様々なコンテストでの表彰歴もあり、現在札幌を拠点に活動中。またラジオパーソナリティとしても活動。『SAPPORO CITY JAZZ 2010パークジャズライブコンテスト』優勝。2011年トロント国際ジャズフェスティバル出演。
デビューアルバム『Noth Wind』絶賛発売中。

翻訳:ジェイク エッジ (Jake Edge)

米国アーカンソー州生まれ、オレゴン州ポートランド市で育つ。ポートランドと 札幌との長年の姉妹都市関係に基づいて、10年近く日本の暮らしが続いている。2009年に北海道大学経済学研究科で経営専攻修士課程を取得し、現在は札幌を拠点とした会社に勤務している。長年にわたって、様々な翻訳プロジェクトと共に働いたが、今回の子供絵本のような機会は初めて。現在、札幌市で家族と一緒に暮らしている。

プロジェクト監修:佐々木 譲

1950年、北海道・夕張市生まれ。青年時代を札幌で過ごす。札幌の広告代理店でコピーライターとして働いた後、自動車メーカーの販売促進部に移る。1979年、オール読物(文藝春秋刊行の小説雑誌)新人賞を受賞して小説家としてデビュー。初期の作品はおおむね青春小説、ミステリに分類される作品であるが、次第に歴史小説やノンフィクションにも分野を拡げた。50以上の作品があり、推理作家協会賞、山本周五郎賞、新田次郎文学賞など受賞歴も多い。またデビュー作の『鉄騎兵、跳んだ』や、山本周五郎賞受賞の『エトロフ発緊急電』、さらに『笑う警官』『警官の血』『五稜郭残党伝』など、多くの作品が映画化、テレビ化、舞台化されている。2009年(平成21年)下期の直木三十五文学賞を受賞。
日本ペンクラブ、日本推理作家協会の会員である。
東京農業大学客員教授。

協力

  • クリエイティブディレクション:有限会社シーズ
  • アプリケーション開発:株式会社SPiRAL
  • 発行:株式会社北海道アルバイト情報社

制作

  • Joh's Picture Book Project

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